アジア株 全面高、米中の対立激化懸念の後退で
東京時間18:08現在
香港ハンセン指数 23732.52(+771.05 +3.36%)
中国上海総合指数 2915.43(+63.08 +2.21%)
台湾加権指数 11079.02(+136.86 +1.25%)
韓国総合株価指数 2065.08(+35.48 +1.75%)
豪ASX200指数 5819.15(+63.46 +1.10%)
インドSENSEX30種 33392.87(+968.77 +2.99%)
1日のアジア株は全面高。トランプ米大統領は先週末の記者会見で、香港に認めている優遇措置の見直しを表明したものの、中国との貿易合意などを撤廃などは言及せず、想定ほど厳しい内容ではなかった。これを受けて米中の対立激化懸念が後退して、アジア株は大きく上昇した。前週に大きく売られた香港ハンセン指数は3.36%高の急反発。
上海総合指数は大幅続伸。酒造会社の貴州茅臺酒、保険大手の中国平安保険、電力会社の中国長江電力、医薬品メーカーの江蘇恒瑞医薬(ジャンスー・ハンルイ・メディシン)、ウエハメーカーの三安光電が買われた。
香港ハンセン指数は急反発。通信サービスのテンセント・ホールディングス、保険会社の友邦保険控股(AIAグループ)、石油大手の中国海洋石油(CNOOC)、不動産会社の新鴻基地産発展(サンフンカイ・プロパティーズ)、医薬品メーカーの中国生物製薬(シノ・バイオファーマシューティカル)が買われた。
豪ASX200指数は反発。資源・鉱山会社のBHPグループ、鉱物探査会社のフォーテスキュー・メタルス・グループ、医薬品メーカーのCSL、健康関連企業のアンセル、石油・ガス会社のオリジン・エナジー、石油・ガス会社のサントスが買われた。

執筆者 : MINKABU PRESS
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