ドル円朝方上昇も失速=東京為替前場概況
東京外為市場中盤、ドル円は107.78円付近まで強含んだ後に失速している。
実需の売買が活発化する5・10日(ごとおび)でドル買いが入ったが、ドル円の動意は一時的だった。今晩のニューヨーク市場やロンドン市場が休場であるほか、月末が
迫っていることが動意を限定している。香港や新疆ウイグル自治区の人権問題を巡り、米中関係が緊迫化していることはドル円の重し。
ユーロ円は117.56円付近、ポンド円は131.36円付近、豪ドル円は70.58円付近まで強含んだ後、押し戻されて小幅高で推移。
日経平均は反発。前引けでは前営業日比294.62円高の2万0682.78円となった。
執筆者 : MINKABU PRESS
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