反発、年後半における過剰在庫の取り崩しを期待=NY原油概況
NY原油先物6月限(WTI)(終値)
1バレル=27.56(+2.27 +8.98%)
ニューヨーク原油の期近は反発。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比2.20~2.27ドル高。その他の限月は0.02~1.86ドル高。
前日に米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で原油在庫が減少したことが引き続き支援要因となったほか、国際エネルギー機関(IEA)が発表した月報で、今年4-6月期の世界の需要見通しを320万バレル引き上げ、日量7930万バレルとしたことや、需要の回復が続けば年後半に原油在庫の取り崩しが始まるとの見通しを示したことが相場を押し上げた。
時間外取引で6月限は堅調に推移。26.75ドルまで上昇し、前日高値を上回った。通常取引開始を控えて上げ幅を縮める場面はあったが、再び買いが強まると27.96ドルまで一段高となった。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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