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東京株式(大引け)=1052円安、トランプ政権の関税政策を警戒

株式 

 3日の東京株式市場は主力株をはじめ全面安商状となり、日経平均株価は急落。3万9000円を割り込み一気に3万8000円台半ばまで水準を切り下げた。

 大引けの日経平均株価は前営業日比1052円40銭安の3万8520円09銭と大幅反落。プライム市場の売買高概算は24億8557万株、売買代金概算は5兆5629億円。値上がり銘柄数は154、対して値下がり銘柄数は1470、変わらずは15銘柄だった。

 きょうの東京市場は広範囲にリスク回避目的の売りが噴出し、日経平均は1000円を超える下げとなった。前週末の米国株市場ではNYダウが300ドルあまりの下げをみせ、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数も引け際に軟化しマイナス圏で引けた。加えて、トランプ米政権がメキシコ、カナダからの輸入品に新たに25%の関税、中国には10%の追加関税を発動することを正式に決めたことで、これが嫌気される格好となった。貿易摩擦の影響を警戒して自動車株への売りを誘発したほか、半導体関連株の下げも目立つ状況で、市場のセンチメント悪化につながった。値下がり銘柄数は全体の90%を占め、ほぼ全面安商状。下値では押し目買いも観測され、売買代金は5兆5000億円に膨らみ、今年に入って最高を記録した。

 個別では、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>がいずれも大きく下げたほか、ソシオネクスト<6526>は16%近い急落となった。トヨタ自動車<7203>など自動車株への売りも目立つ。キーエンス<6861>が大きく水準を切り下げ、ファーストリテイリング<9983>の下げも顕著。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも安い。バリューコマース<2491>、エス・エム・エス<2175>がストップ安に売られ、日本ハム<2282>、セイコーエプソン<6724>なども急落した。

 半面、IHI<7013>が商いを伴い高く、フジ・メディア・ホールディングス<4676>が急騰で全体相場に逆行した。富士通<6702>が堅調、ディー・エヌ・エー<2432>も高い。山陽特殊製鋼<5481>、住友ファーマ<4506>はストップ高に買われた。明電舎<6508>、日本ライフライン<7575>も値を飛ばした。

出所:MINKABU PRESS

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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