ダウ平均は続伸 第2四半期の悪化を既に織り込み、次第に落ち着くとの期待も=米国株前半
NY株式31日(NY時間11:50)
ダウ平均 22400.98(+73.50 +0.33%)
ナスダック 7819.45(+45.30 +0.58%)
CME日経平均先物 19000(大証終比:+80 +0.43%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は続伸。序盤は売りが先行して始まったものの、動きが一巡すると買い戻しが活発に出てダウ平均はプラス圏に浮上している。きょうは期末にあたるが、1-3月期は新型ウイルス感染や原油急落で、株式市場は1938年以来最悪の下落となった。
トランプ大統領による2.2兆ドル規模の前例のない大型景気対策やFRBの無制限の積極的な緩和姿勢が市場の雰囲気を保っている。一部からは第2四半期は35%のマイナス成長が見込まれるといった声も出ているが、上記の景気対策などにより、第3四半期にはプラス成長を回復するとの見方も出ているようだ。失業率についても、一時的に15%まで高まるものの、年末にかけ落ち着いて行くとしている。
株式市場は第2四半期の悪化を既に織り込んでおり、当面の底をつけたといった楽観的な声も出始め、次第に落ち着きを取り戻している。次の局面を確認したいといったムードも出て来ているようだ。
産業株やIT株に買い戻しが入っているほか、航空株やクルーズ株、そして、エネルギー株にも買い戻しが膨らんでいる。米国とロシアがエネルギー市場の安定化について協議することで合意したことが期待を呼び込んでいるようだ。
アルファベット(C) 1171.24(+24.42 +2.13%)
フェイスブック 168.96(+3.01 +1.81%)
ネットフリックス 377.78(+6.82 +1.84%)
テスラ 537.21(+35.08 +6.99%)
アマゾン 1972.00(+8.05 +0.41%)
エヌビディア 268.48(+2.89 +1.09%)
ツイッター 25.80(+0.21 +0.82%)
ダウ採用銘柄
J&J 132.52(-0.49 -0.37%)
P&G 110.92(-4.08 -3.55%)
ダウ・インク 29.89(+1.24 +4.33%)
ボーイング 156.76(+4.48 +2.94%)
キャタピラー 115.14(+3.43 +3.07%)
ユナイテッド 97.95(-0.54 -0.55%)
ビザ 167.06(+1.49 +0.90%)
ナイキ 84.61(-0.77 -0.90%)
ウォルグリーン 46.88(+1.76 +3.90%)
3M 138.78(+1.04 +0.76%)
エクソンモビル 39.10(+1.60 +4.27%)
シェブロン 74.77(+2.82 +3.92%)
コカコーラ 45.25(+0.25 +0.56%)
ディズニー 101.03(+1.23 +1.23%)
マクドナルド 168.61(+0.48 +0.29%)
ウォルマート 115.94(+0.75 +0.65%)
ホームデポ 192.19(-3.91 -1.99%)
JPモルガン 92.95(-0.55 -0.59%)
トラベラーズ 101.00(-1.59 -1.55%)
ゴールドマン 157.88(-1.74 -1.09%)
アメックス 89.93(-0.34 -0.38%)
ユナイテッドヘルス 251.90(+0.62 +0.25%)
IBM 113.39(+0.46 +0.41%)
アップル 258.65(+3.84 +1.51%)
ベライゾン 54.30(-0.47 -0.86%)
マイクロソフト 160.80(+0.57 +0.36%)
インテル 54.59(-0.90 -1.62%)
ファイザー 32.95(+0.28 +0.84%)
メルク 77.31(+0.36 +0.47%)
シスコシステムズ 40.10(-0.22 -0.55%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。