【要確認】日経平均株価下値の目安は?
利益確定の売りが出やすい局面
10日の日経平均株価は前日比0.60%マイナスの23685円98銭、TOPIXは前日比0.72%マイナスの1719.64ポイント、マザーズ指数は前日比1.06%マイナスの840.90ポイント、東証2部指数は前日比0.01%プラスの7258.96ポイント、ジャスダック指数は前日比0.39%マイナスの169.96ポイントとなりました。11日が休場となり様子見姿勢が強まるなか、前週末の米国株が下落したことを受け日本株も下落しました。
先週のリバウンドにより日経平均株価のRSI(9日)は57.18%まで上がっており、テクニカル指標ではいったん利益確定の売りが出やすい水準だと考えます。
10日時点では日経平均株価の終値は25日移動平均線を上回っていますが、25日移動平均線の水準を再度割り込んでくると短期的には下落トレンドに再度入る可能性があり注意が必要でしょう。
今のところ当面はボックス相場を想定していますが、下値の目安は常に押えておきましょう。
・日経平均株価 22776
・TOPIX 1656.33
・マザーズ指数 802.31
・東証2部指数 6954.53
・ジャスダック指数 165.59
この底値を割り込んだ時は要注意です。株価の底抜けの可能性が高くなります。仮に底値を割り込んだ場合はすみやかにポジションを閉じることをおすすめします。
フェアトレード株式会社 代表取締役。機関投資家出身で統計データを重視したシステムトレードに注力。2011年株-1グランドチャンピオン大会で+200.4%、2012年+160.1%、2013年157.0%を叩き出し三連覇達成。証券アナリスト検定会員。