続落、新型肺炎の感染拡大で一時50ドル割れ=NY原油概況
NY原油先物3月限(WTI)(終値)
1バレル=50.11(-1.45 -2.81%)
ニューヨーク原油の期近は続落。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比1.45~1.40ドル安。その他の限月は1.32ドル安~0.19ドル高。
中国で発生した新型コロナウイルスの感染拡大が続いており、春節が明けても収束する気配は見られず、中国経済への打撃が警戒されている。多くの中国企業は営業再開を当面見合わせることから景気減速が加速し、石油需要は減少を続ける見通し。
時間外取引で3月限は51.97ドルまで反動高となる場面があったが、上値は重かった。通常取引開始を控えて売りが強まると、その後は49.91ドルまで下落し、昨年1月以来の安値をつけた。
MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。