東京株式(寄り付き)=続落、新型肺炎嫌気しリスクオフ続く
28日の東京株式市場は大きく売り優勢に傾き、寄り付きの日経平均株価は前営業日比216円安の2万3126円と続落。
前日の米国株市場ではNYダウが450ドルあまりの急落、取引時間中には550ドル近い下げをみせる場面があり、これを受けて東京市場でも前日に続きリスクオフの地合いを強いられている。新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大が止まらず、中国政府は春節の大型連休を延長することを決め、中国のサプライチェーンへの影響から日本の製造業も打撃を受けるとの懸念が広がっている。日経平均は2万3000円大台割れから一段の下値を試す可能性もあり、買い手控えムードが高まっている。なお、個別では新型肺炎対策関連株の一角がカイ気配スタートなるなど物色人気を集める展開に。
寄り付き時点で業種別では33業種全面安で、値下がりで目立つのは石油、海運、非鉄、機械、鉱業など。
出所:MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
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