ダウ平均は下げ幅を広げる=NY株式終盤
NY株式市場は軟調な動き。ダウ平均株価は0.5%超の下げと、朝から下げ幅をやや広げる展開に。テスラの大幅高もあって一時プラス圏回復のナスダックも、マイナス圏に沈むなど、全般に売りが広がった。
新型コロナウイルスのアウトブレイク懸念が重石。米疾病予防管理センター(CDC)がシアトルで米国内初となる同ウイルスの感染者を確認との報道が警戒感を誘った。武漢市を中心に感染者が広がっている中国からの旅行者ということで、今週末から中国からの旅行者が一気に増える春節を前に警戒感が加速した形。薬品大手メルクやファイザー、薬局大手ウォルグリーンなどに売りが入る場面も。抗ウイルス薬関連ということでノババックスが72%高という驚異的な上昇を見せた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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