上昇、OPECプラスの減産合意や強い米雇用統計で=NY原油概況
NY原油先物1月限(WTI)(終値)
1バレル=59.20(+0.77 +1.32%)
ニューヨーク原油の期近は上昇。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比0.76~0.77ドル高。その他の限月は0.38ドル安~0.72ドル高。
総会を行った石油輸出国機構(OPEC)プラスが日量50万バレルの追加減産で合意に至ったほか、サウジアラビアが減産枠を越えて生産量を絞る予定であると表明したことが相場を押し上げた。11月の米雇用統計が強かったことは、米景気減速や石油需要の下振れ懸念を後退させた。
時間外取引で1月限は売り買いが交錯したが、通常取引開始を控えて57.70ドルまで軟化。ただ、その後は買いが優勢となり59.85ドルまで上げた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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