【11月15日予想】22711円が下値の目安か
短期的な資金の流れに変化
14日の日経平均株価は前日比0.76%マイナスの23141円55銭、TOPIXは前日比0.94%マイナスの1684.40ポイント、マザーズ指数は前日比0.63%マイナスの851.56ポイント、東証2部指数は前日比0.28%マイナスの6970.24ポイント、ジャスダック指数は前日比0.22%マイナスの161.87ポイントとなりました。
株価指数はそろってマイナスとなりましたが、総じて大型株の下げ幅のほうが大きく、引き続き大型株から中小型株へ物色がシフトする流れが続いています。
また11月に入り急落したREIT指数が反発しているのも興味深いです。REIT指数はこれまで金利低下期待から相対的な利回りの高さで買われ続けていましたが、11月に入り金利低下期待が一巡し利食い売りに押されてきました。
もちろん1日だけの反発で判断は難しいですがそのREIT指数が14日上昇し、株価が下落しているのはもしかすると短期的な資金の流れに変化が出てきた可能性があります。
日経平均株価に関してはRSI(9日)が60%まで低下し過熱感が薄れてきました。そろそろ反発を期待したいところですが、25日移動平均線の22711円近辺までの調整があってもおかしくはありません。ただ調整があってもその水準までだと考えています。
今は押し目のタイミング待ちといったところでしょう。15日の日経平均株価は小幅安と予想します。
フェアトレード株式会社 代表取締役。機関投資家出身で統計データを重視したシステムトレードに注力。2011年株-1グランドチャンピオン大会で+200.4%、2012年+160.1%、2013年157.0%を叩き出し三連覇達成。証券アナリスト検定会員。