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東京株式(前引け)=反発、プラス圏着地も買い意欲は盛り上がり欠く

株式 

 12日前引けの日経平均株価は前営業日比38円35銭高の2万3370円19銭と反発。前場の東証1部の売買高概算は5億9287万株、売買代金概算は9809億7000万円。値上がり銘柄数は936、対して値下がり銘柄数は1128、変わらずは86銘柄だった。

 きょう前場の東京市場は、強弱観対立のなか方向感に欠ける展開となったが、日経平均は朝方こそ軟調だったものの、その後は下値を切り上げる展開でプラス圏で推移する時間帯が多かった。前引けもプラス圏で着地している。ただ、香港情勢など地政学リスクが意識されるなか、買い意欲は限定的で値下がり銘柄数は値上がりを上回り、TOPIXはマイナス圏で着地した。また、売買代金は1兆円を下回っている。

 個別では任天堂<7974>、ソニー<6758>などが堅調、ファーストリテイリング<9983>も買われた。ダイフク<6383>、アドバンテスト<6857>なども強い動き。東芝プラントシステム<1983>が値を飛ばし、サニーサイドアップ<2180>、応用地質<9755>も物色人気。JMS<7702>も大幅高。半面、ソフトバンクグループ<9984>が軟調、トヨタ自動車<7203>も冴えない。三井金属<5706>が急落した。ソースネクスト<4344>が大きく値を下げ、ラウンドワン<4680>なども安い。

出所:MINKABU PRESS

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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