【10月24日予想】22700円超えが相場の転換点
目先の材料は企業の中間決算
23日の日本株市場は小幅上昇しました。日経平均株価は前日比0.34%プラスの22625円38銭、マザーズ指数は前日比1.02%プラスの853.80ポイントとなりました。本格化する決算発表に対する期待感から買いが先行。日経平均株価は終値ベースで高値を更新しました。23日の株価変動で日経平均株価のRSI(9日)は90.25%、マザーズ指数のRSI(9日)は40.94%となっています。
日経平均株価は堅調な展開が続いています。次の上値の目安となる22700円を超えてくると価格帯別出来高で出来高の多いレンジを抜けてくるため、上値が軽くなる可能性がある一方、抜けられなければ戻り売りが出やすいレンジですので、いったん下値を模索する可能性もあります。目先の材料としては企業の中間決算となりますが、米中貿易問題の影響や消費増税に対する見通しがどのように出てくるかによって株価に影響を与えるでしょう。今週、来週はトレンド転換がありそうなので注視しておきましょう。24日の日経平均株価は小幅高と予想します。
フェアトレード株式会社 代表取締役。機関投資家出身で統計データを重視したシステムトレードに注力。2011年株-1グランドチャンピオン大会で+200.4%、2012年+160.1%、2013年157.0%を叩き出し三連覇達成。証券アナリスト検定会員。