【10月11日予想】次週起こり得る株価下落のシナリオ

達人の予想 

10月末までは下値を模索する局面

10月第一週の投資主体者別売買動向が発表されました。注目の海外投資家ですが、現物株を1149億円の買い越し、先物を5113億円の売り越しで、計3963億円の売り越しとなりました。8月から9月中旬にかけて買い越し基調だった海外投資家ですが、9月4週以降売り越しとなっており、足元の日本株が弱い状況は、海外投資家の売りが需給面での要因となっています。海外投資家の日本株に対する投資スタンスはほぼ米国株の動向と連動しており、当面は米国株次第といった状況が続きそうです。

その肝心な米国株ですが徐々に「米中通商協議での進展無し」を織り込み始めています。仮にこのまま本当に進展無しで終われば、さらなる米中関係の悪化やそれに伴う両国の景気悪化懸念が台頭し、次週以降、株式市場は下値を模索する展開になるかもしれません。もちろん何らかのポジティブサプライズがあれば状況が一変する可能性はありますが。

また月末には英国のEU離脱が控えています。英国のEU離脱の影響がどのようになるかは未知数の部分が大きく慎重にならざるを得ない状況でしょう。このように今の世界情勢を考えれば、少なくとも英国のEU離脱が終わる10月末まではリスクを取りづらい状況が続きそうです。11日の日経平均株価は大幅安と予想します。

西村剛

執筆者 西村剛|フェアトレード株式会社 代表取締役

フェアトレード株式会社 代表取締役。機関投資家出身で統計データを重視したシステムトレードに注力。2011年株-1グランドチャンピオン大会で+200.4%、2012年+160.1%、2013年157.0%を叩き出し三連覇達成。証券アナリスト検定会員。

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