【10月8日予想】日本株下落トレンド転換か?
今週は米中通商協議の展開次第
7日の日本株市場は小幅下落しました。日経平均株価は前日比0.16%マイナスの21375円25銭、マザーズ指数は前日比0.24%マイナスの868.42ポイントとなりました。前週末の米国株式市場は大きく上昇したにもかかわらず、今週末に控える米中通商協議の進展を見守りたいとの見方から様子見姿勢が強まり日本株は小幅下落しました。
今週は10日に行なわれる米中通商協議の進展待ちといったところになりそうです。今のところ為替が円高方向に進行しており、米中協議の進展無しも織り込みつつあるのではないかと考えます。ただテクニカル分析ではすでに売られ過ぎの水準にあり、なんらかのポジティブサプライズがあれば株価は大きく上昇しそうですが、それまでは今日のような様子見相場が続きそうです。8日の日経平均株価は小幅安と予想します。
フェアトレード株式会社 代表取締役。機関投資家出身で統計データを重視したシステムトレードに注力。2011年株-1グランドチャンピオン大会で+200.4%、2012年+160.1%、2013年157.0%を叩き出し三連覇達成。証券アナリスト検定会員。