【9月27日予想】22000円台維持できるか
権利落ち分埋められるか
26日の日本株市場は小幅上昇しました。日経平均株価は前日比0.13%プラスの22048円24銭、マザーズ指数は前日比0.56%プラスの886.24ポイントとなりました。26日の株価変動で日経平均株価のRSI(9日)は86.71%、マザーズ指数のRSI(9日)は70.97%となっています。前夜の米国株式市場が上昇したことを受け日経平均株価は100円以上プラスで始まりましたが後場にかけ上げ幅を縮小しています。
27日に日経平均株価は9月末権利落ち分だけマイナスで始まります。権利落ち分は160円~170円前後となっており、27日は権利落ち分を埋められるかどうかが焦点となります。足もと外国人の日本株基調が続いており、速やかに権利落ち分を埋められれば日経平均株価のもう一段上昇があってもおかしくはありません。一方、権利落ち分を埋められなければ、テクニカル指標で過熱感があるということもあり短期的な調整局面に入る可能性もあります。27日は権利落ち分を埋め日経平均株価は22000円台を維持できるかどうかに注目しましょう。
フェアトレード株式会社 代表取締役。機関投資家出身で統計データを重視したシステムトレードに注力。2011年株-1グランドチャンピオン大会で+200.4%、2012年+160.1%、2013年157.0%を叩き出し三連覇達成。証券アナリスト検定会員。