【9月26日予想】押し目待ちのタイミング
テクニカルでは過熱感高い
25日の日経平均株価は小幅下落しました。日経平均株価は前日比0.36%マイナスの22020円15銭、マザーズ指数は前日比0.19%プラスの881.34ポイントとなりました。25日の株価変動で日経平均株価のRSI(9日)は86.4%、マザーズ指数のRSI(9日)は65.18%となっています。前夜の米国株式市場が下落したことを受け日経平均株価は下落した一方、マザーズ指数は続伸しました。
日経平均株価はRSIで過熱感が出ており短期的には利益確定の売りが出やすい状況です。目先は9月権利落ち後の27日に株価が上昇するかどうかですが、トレンドが明確になるまでは様子見が無難かもしれません。
一方マザーズ指数は75日移動平均線に上値を抑えられており、この水準を超えてくるかどうかがポイントです。仮に超えてくれば短期的にはもう一段の上値はありそうです。権利落ちを控えている点、テクニカル指標では過熱感が出ている点などを考慮すれば上値を追う展開よりも押し目を待つ展開のほうが期待が持てそうです。26日の日経平均株価は小幅安と予想します。
フェアトレード株式会社 代表取締役。機関投資家出身で統計データを重視したシステムトレードに注力。2011年株-1グランドチャンピオン大会で+200.4%、2012年+160.1%、2013年157.0%を叩き出し三連覇達成。証券アナリスト検定会員。