【9月19日予想】日経平均株価が高値を狙う条件とは?
米国ダウ指数の高値更新がポイント
18日の日経平均株価は小幅下落しました。日経平均株価は前日比0.18%マイナスの21960円71銭、マザーズ指数は前日比0.52%マイナスの845.22ポイントとなりました。18日の株価変動で日経平均株価のRSI(9日)は96.7%、マザーズ指数のRSI(9日)は44.9%となっています。米FOMCを控え様子見姿勢が強まるなか、材料出尽くし感が拡がり小幅下落となりました。
22000円の大台を再び割り込んだ日経平均株価ですが、RSI等テクニカル指標では過熱感が出ておりちょうどよい小休止だと思えます。ここから再度日経平均株価が22000円を超えて上昇トレンドに入るには、少なくとも米国ダウ指数が高値更新してくることが必須でしょう。米国ダウ指数は高値更新まであと1.1%の水準にまで来ており、米国ダウ指数がこのまま高値を更新すれば日経平均株価も再度22000円を超え23000円を狙う展開になってもおかしくはありません。逆に米国ダウ指数がここから失速すれば日経平均株価も再度21000円近辺まで下落してもおかしくはないでしょう。
いずれにせよ今の状況は日米の株価ともに上昇トレンドと下落トレンドの境界線に位置しており、次のトレンド発生で大きな株価変動が予想されます。資金管理を意識しながら次のトレンド発生に備える局面でしょう。19日の日経平均株価は小幅安と予想します。
フェアトレード株式会社 代表取締役。機関投資家出身で統計データを重視したシステムトレードに注力。2011年株-1グランドチャンピオン大会で+200.4%、2012年+160.1%、2013年157.0%を叩き出し三連覇達成。証券アナリスト検定会員。