【9月4日予想】休むも相場か
次の材料に備える局面
3日の日経平均株価は小幅上昇しました。日経平均株価は前日比0.02%プラスの20625円16銭、マザーズ指数は前日比0.61%プラスの851.09ポイントとなりました。
3日の株価変動で日経平均株価のRSI(9日)は47.8%、マザーズ指数のRSI(9日)は33.9%となっておりテクニカル分析では中立(買われ過ぎでも売られ過ぎでもない)となっています。
米国株式市場が休場だったこともあり売買代金は低迷が続いています。材料待ちの今の相場では多くの投資家が様子見スタンスとなっており、材料のあった一部の銘柄だけ株価が大きく動いている状況です。株式市場全体のボラティリティも低下傾向にあり、次の材料待ちといった相場が続いています。
国内においては消費増税を控え景気悪化懸念が強まっており、また海外においては米中貿易摩擦懸念や英国のEU離脱も控えており当面積極的には買いづらい状況が続きそうです。このような相場のときはあせらず次のトレンドに備え準備しておくのが功を奏しそうです。4日の日経平均株価は大幅安(-100円~)と予想します。
フェアトレード株式会社 代表取締役。機関投資家出身で統計データを重視したシステムトレードに注力。2011年株-1グランドチャンピオン大会で+200.4%、2012年+160.1%、2013年157.0%を叩き出し三連覇達成。証券アナリスト検定会員。