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主だったテクニカルラインは“109円半ば”まで不在…!?

達人の予想 

◆「過度な利下げ期待」は、さらに“巻き戻し”

※ご注意:予想期間は8月2日と表示されていますが、本日(8月1日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。


注目のFOMCは2008年12月以来の「利下げ(25bp)」を敢行し、「適切に行動する」との文言を声明に残しました。
予定を早めて「保有資産縮小も終了」しており、“追加利下げ(緩和)”に含みを残した格好ともいえます。

しかし「大方の予想通り」「反対(据え置き)票が2票」、何より『利下げサイクル入りではない』という「パウエルFRB議長発言」が重荷となり、「過度な利下げ期待」は“さらに巻き戻されて”いきました。
ただし株価にとっては“ネガティブ”であることから、NYダウは“300ドル超”の急落を演じています。
ユーロドルは“年初来安値(7/25安値:1.11009ドル)”を大きく割り込んだものの、ドル円が“ネックライン(7/10高値:108.988円)”をわずかに上回るレベルに留まったのはこのためです。

◆ただトレンド形成としては“中途半端”、それでも…?

「利下げサイクル入り」は否定、しかし「利下げは今回限り」もウヤムヤという状況は、トレンド形成としては“中途半端”といわざるを得ません。
このため現在は「あくまでも巻き戻しの一環」と見るのが自然であり、今後の動向は「米経済指標次第」という従来のスタンスは続くと考えるのが妥当といえます。
そうした中で目先のポイントは、昨日記した「“株反落⇒リスク回避⇒円買い”の度合い」へと見られます。
そして“109円前半”は、主だったテクニカルラインが不在となります。

後は日経平均をはじめとするアジア株・欧州株の動向(どの程度引っ張られるのか?)次第ということになりますが、“4/24~6/25の50%戻し(109.586円)”“日足・一目均衡表先行スパン上限(本日は109.586円)”“週足・一目均衡表先行スパン上限/下限(109.590-608円)”等が居並ぶ水準辺りまでは見えてきたか…?

◆ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:109.620(5/31高値、4/24~6/25の50%戻し、日足・一目均衡表先行スパン上限、週足・一目均衡表先行スパン上限/下限/基準線)
上値4:109.523(20週移動平均線、ピボットハイブレイクアウト)
上値3:109.453(月足・一目均衡表転換線)
上値2:109.257(+2σ、月足・一目均衡表先行スパン下限、ピボット2ndレジスタンス)
上値1:108.996(7/31高値、4/24~6/25の38.2%戻し水準、大台ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:108.768(+1σ)
下値1:108.492(7/31安値、日足・一目均衡表転換線、ピボット1stサポート)
下値2:108.420(7/29-30安値)
下値3:108.317(50/20日移動平均線、7/18~7/31の38.2%押し)
下値4:108.248(ピボット2ndサポート)
下値5:108.158(日足・一目均衡表先行スパン下限、7/18~7/31の50%押し)

執筆者 武市佳史

執筆者 : 武市佳史|株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト

株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト。日本におけるFXの草創期より業務に従事。現在は週刊為替コラム「武市のなぜなにFX」の執筆やWebセミナー講師を務めるのみならず、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿中。

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