ドル高傾向続く=NY為替
日本時間午前5時過ぎのドル円は108.55円。きょうのNY為替市場でドル円は朝方に米小売売上高の好結果を受けて上昇。108円20銭近辺から108円台半ばを付ける動きとなった。損後いったん調整も限定的で、NY午後に再びドル買い円売りが入ったものの108円50銭台までの上昇にとどまっている。
米小売売上高は全体の数字は予想を下回ったが、前回値が大幅に上方修正。そこからの比較(前月比)のため、実際にはかなり強めの数字。さらに変動の激しい自動車を除いたコアは前回値が上方修正の上に、結果が予想を超えており、かなり強めの数字という印象に。
ドルは対円以外でも買いが優勢。ユーロドルやポンドドルの売り(ドル高)が続いた。今日の米小売売上高を受けて来週のFOMCでの利下げ見通しが後退しており、欧州通貨売りドル買いの流れに。
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。