東京株式(寄り付き)=続落、米中摩擦懸念を背景とした米株急落に追随
24日の東京株式市場は売り優勢、寄り付きの日経平均株価は前営業日比170円安の2万980円と続落。
前日の米国株市場ではNYダウが一時450ドル近い下げをみせるなど波乱展開となり、米中貿易摩擦が激化及び長期化の兆しをみせるなか世界経済への影響を懸念する形でハイテク株中心に売りが浴びせられた。外国為替市場では1ドル=110円台を割り込み、109円台半ばまで円高が進行、東京市場でも半導体や電子部品株など輸出主力株に逆風が強まっている。原油価格が急落していることもリスクオフの流れを助長、日経平均は寄り付きで2万1000円台を割り込み、14日につけた安値2万751円が下値メドとして意識される展開に。
寄り付き時点で業種別では33業種中、電力ガス、水産を除きほぼ全面安で、値下がりで特に目立つのは石油、海運、電気機器など。
出所:minkabuPRESS 株式情報
執筆者 : MINKABU PRESS
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