3Mが決算嫌気し大幅安 通期見通しを下方修正=ダウ採用銘柄
3Mが大幅に下落しておりダウ平均を圧迫している。1-3月期決算を発表しており、1株利益、売上高とも予想を下回った。第1四半期の売上高は5%の減収となり、通期の利益見通しも下方修正した。自動車やエレクトロニクス産業からの需要が弱く、中国市場も逆風のリスクにさらされているとし、既存事業の売上高は1%減少のリスクがあると述べている。ローマンCEOは声明で「第1四半期は残念なスタートとなった」と述べた。
同社はコスト削減の一環として世界で2000人の人員削減を計画しているという。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益(調整後):2.23ドル(予想:2.48ドル)
・売上高:78.6億ドル(予想:80.2億ドル)
産業:29.3億ドル
ヘルスケア:15.4億ドル
・営業利益率:14.4%
(通期見通し)
・1株利益(調整後):9.25~9.75ドル(従来:10.45~10.90ドル)(予想:10.53ドル)
・売上高:-1~+2%(従来:+1~+4%)
・FCFコンバージョン:95~105%
(NY時間10:02)
3M 197.70(-21.38 -9.76%)
minkabu PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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