スプリント株 合併破談なら3ドルまでの下落も指摘される=米国株個別
TモバイルUSとスプリントが下落。前日引け後に両社の合併に対して米司法省が現在の計画では承認されない可能性が強いと通告したと伝わった。携帯電話3位と4位の統合となる今回の合併について、競争への影響に懸念が高まっている。そのような中で米司法省の専属弁護士らが、この合併に反対する方向に傾いており、最近の会議で両社の幹部に懸念を説明したという。
アナリストからは、今回の合併が破談となれば、スプリントの株価は前日終値の半分の3ドルまで下落する可能性も指摘されている。スプリントは負債とフリー・キャッシュフロー(FCF)を管理しながら、マーケティング効果の改善と、ネットワークへの投資増強を維持するための計画を作る必要があると語った。
(NY時間10:22)
TモバイルUS 71.65(-2.45 -3.31%)
スプリント 5.68(-0.33 -5.49%)
minkabu PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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