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ダウ平均はプラスもナスダックは下落 決算ラッシュ控え半導体に売り=米国株概況

株式 

NY株式27日(NY時間16:21)(日本時間05:21)
ダウ平均   52210.08(+262.83 +0.51%)
S&P500    7413.18(+1.20 +0.02%)
ナスダック   24932.08(-43.74 -0.18%)
CME日経平均先物 64085(大証終比:-1085 -1.69%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均はプラス圏で推移したものの、ナスダックは下げに転じた。週末に米国とイランの戦闘が一時停止し、原油価格が下落したことを受けて投資家心理が改善。序盤は買いが先行し、ダウ平均、ナスダックとも大幅高で始まった。

 ただ、半導体に徐々に売りが強まり指数を圧迫。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は3日続落となっている。市場の関心は今週本格化する決算に向かっており、S&P500採用企業では170社超が決算を発表する予定。

 半導体露光装置のオランダのASML<ASML>の下落も圧迫。中国の政府系企業が液浸型深紫外線(DUV)露光装置の製造を開始したと伝わった。この中国企業は別の政府系スタートアップである上海宇量昇科技などの液浸型DUV装置開発チームを結集した。

 今週はマグニフィセント7も発表を予定。アマゾン<AMZN>、アップル<AAPL>、メタ<META>、マイクロソフト<MSFT>が発表する。アルファベット<GOOG><GOOGL>の決算への反応が鈍かったことで警戒感もある中、AI投資への懸念を和らげるか、あるいは一段と強めるかが焦点となる。

 アセットマネジャーは「最大のリスクはAI関連支出が今後も拡大し続けることだ」と指摘。一方、「企業が株主の声に応えてAI関連支出を抑制したり、増加ペースを鈍化させたりしても、市場は好感しないだろう」と述べている。「まるでシーソーのような状況だ」と表現していた。

 なお、大型IT・ハイテク株からの資金シフトは約75%進み、投資家のポジションが大きく整理されたとの指摘も出ている。米大手証券も、米国株の投資家は今後、フリーキャッシュフロー(FCF)の創出力や利益拡大に注目し、より質の高い企業へ資金を振り向ける可能性が高いと指摘していた。

 ロケット・ラボ<RKLB>が上昇。米宇宙軍から過去最大となる総額2億6600万ドルの複数回の打ち上げ契約を獲得したと発表した。

 量子コンピューティングのDウェーブ・クオンタム<QBTS>が上昇。同社がAT&T<T>と量子コンピューティング技術の活用拡大で合意したと発表したことが買い手掛かり。

 マップライト・セラピューティクス<MPLT>が急落。統合失調症治療薬候補「ML-007C-MA」の第2フェーズの臨床試験で主要評価項目を達成したものの、市場が期待していたほどの有効性を示せなかったとの評価が広がった。

 フォルテ・バイオ<FBRX>が急伸。オランダのアルジェンXが、免疫疾患治療薬のポートフォリオ拡充を目的に、同社を買収することで合意した。

 本日は半導体関連が下落する中、エヌビディア<NVDA
>に売りが強まった。オープンAIの元チーフサイエンティストであるサツケバー氏が設立したAIスタートアップ、セーフ・スーパーインテリジェンス(SSI)社に50億ドルを出資することで合意した。AIブームの中でも、同社にとって最大級の投資案件の1つとなる。

 バイオテクノロジーのカプリコー・セラピューティクス<CAPR>が急落。FDAが、希少筋疾患治療薬を巡る諮問委員会開催を前に公表した説明資料で、同社の臨床試験データに懸念を示したことが嫌気された。

 スポーツデータのジーニアス・スポーツ<GENI>が大幅高。アナリストが投資判断を「買い」でカバレッジを開始した。目標株価は9.50ドルを設定。

ベーカー・ヒューズ<BKR> 60.59(+3.34 +5.83%)
ロケット・ラボ<RKLB> 66.94(+3.03 +4.74%)
Dウェーブ<QBTS> 19.51(+3.30 +20.36%)
マップライト<MPLT> 9.91(-26.66 -72.91%)
ASML<ASML> 1655.26(-101.83 -5.80%)
フォルテ<FBRX> 76.50(+21.72 +39.65%)
カプリコー<CAPR> 7.00(-12.71 -64.49%)
ジーニアス・スポーツ<GENI> 7.27(+0.79 +12.19%)
マイクロン<MU> 900.20(-20.75 -2.25%)
インテル<INTC> 91.67(-0.65 -0.70%)
サンディスク<SNDK> 1278.23(-158.33 -11.02%)

アップル<AAPL> 336.91(+3.89 +1.17%)
マイクロソフト<MSFT> 389.10(+7.40 +1.94%)
アマゾン<AMZN> 231.39(-0.72 -0.31%)
アルファベットC<GOOG> 326.57(+7.48 +2.34%)
アルファベットA<GOOGL> 326.56(+6.82 +2.13%)
テスラ<TSLA> 309.22(-3.81 -1.22%)
スペ-スX<SPCX> 113.50(-1.57 -1.36%)
メタ<META> 593.87(-1.32 -0.22%)
エヌビディア<NVDA> 196.51(-10.33 -4.99%)
AMD<AMD> 494.95(-27.00 -5.17%)
イーライリリー<LLY> 1197.53(+1.50 +0.13%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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