次期FRB議長候補にタカ派ウォーシュ氏急上昇でドル全面高、ドル円153.98円
次期FRB議長候補にタカ派ウォーシュ氏急上昇でドル全面高、ドル円153.98円
東京時間はドル全面高。ドル円は朝の安値152.87円付近から153.98円付近まで1円以上も上昇している。ユーロドルやポンドドルは下落。時間外で米株は下落、ダウは280ドル近く下げている。ドル高でNY金は時間外で急落。
トランプ氏が次期FRB議長に元FRB理事のウォーシュ氏を指名する予定だとブルームバーグが報じている。CNN記者も木曜日にウォーシュ氏がホワイトハウスで目撃されたと報じ、ロイターもウォーシュ氏が木曜日にトランプ大統領と会談するためホワイトハウスを訪れたと報じている。
次期FRB議長候補にウォーシュ元FRB理事が指名される確率はは前日の50%未満から98%近くまで急上昇している。
トランプ氏は次期FRB議長について「多くの人々は、この人物が数年前にもその地位に就いていたかもしれないと思っている。金融界では誰もが知っている人物だ。これは非常に良い選択になると思う」とコメント。
トランプ氏の「金融界の誰もが知っている」発言はウォーシュ氏を強く示唆しているとアナリストは分析。ウォーシュ氏は長年タカ派的姿勢を示してきたためウォーシュ氏がFRB議長となれば米国の利下げ回数は減少する可能性がある。
ただ、トランプ氏はドル安懸念していないと発言したほか、金利を大幅に下げろと言っているため、タカ派ウォーシュ氏でも積極的に利下げに動く可能性がある。何しろトランプ氏は周りをイエスマンで固めているため、自身に忠実な人物を選ぶだろう。
トランプ米大統領と民主党が予算案巡り「暫定合意」に至ったため、今週末の政府閉鎖は回避される見通しということもドル買い材料だ。
ただ、政府閉鎖回避も確実ではない。
米共和党のジョンソン下院議長は、下院は月曜日まで休会中であり法案を可決するために週末に議員を召集することは難しいだろう。閉鎖を回避できるか「確信は持てない」と述べた。
政府は土曜日の朝に短期的な資金不足に直面する可能性が高い。
執筆者 : MINKABU PRESS
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