東京株式(前引け)=前日比96円安、1~3月期GDPの年率0.7%減も警戒
16日前引けの日経平均株価は前日比96円12銭安の3万7659円39銭。前場のプライム市場の売買高概算は9億2272万株、売買代金は約2兆1451億円。値上がり銘柄数は717、値下がり銘柄数は854、変わらずは57銘柄だった。
日経平均株価は下落。前日のNYダウは米長期金利の低下を好感し271ドル高と3日ぶりに反発した。ただ、ハイテク株は軟調でナスダック指数は下落した。この流れを受けた東京市場で、日経平均株価は値を下げスタートした。内閣府が寄り前に発表した1~3月期の実質国内総生産(GDP)は前期比年率で0.7%減となったことも警戒された。為替相場は一時1ドル=144円90銭台と円高基調にあることも売り要因となり、半導体関連銘柄などが安い。
個別銘柄では、ディスコ<6146>やアドバンテスト<6857>が安く、トヨタ自動車<7203>やソニーグループ<6758>、リクルートホールディングス<6098>が軟調。川崎重工業<7012>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>も値を下げた。半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>やサンリオ<8136>が高く、ディー・エヌ・エー<2432>やファーストリテイリング<9983>が堅調。J.フロント リテイリング<3086>が買われた。
出所:MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
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