反発、ドル安から買い優勢も上値重く推移=NY金概況
NY金先物6月限(COMEX)(終値)
1オンス=3054.30(+10.30 +0.34%)
金4月限は反発。時間外取引では、アジア時間はドル高一服を背景に小反発で推移。欧州時間の取引開始後はドル安から上げ幅を拡大し、10ドル超の上昇となった。日中
取引では、序盤、いったん戻り売りで上げ幅を縮小したが、押し目買いで再上昇。ニューヨーク時間の午前10時に発表された3月のカンファレンスボード発表の消費者信頼感指数、2月の米新築住宅販売件数が事前予想を下回ったことがドル安要因となり、発表後は3040ドル台まで一段高となった。しかし利食い売りの動きが強く、前半で上げ幅を縮小した。中盤までドルが対ユーロで軟調に推移したことや地政学リスクから買いの動きは根強く、小じっかりと推移したが、午後の取引は上値重く推移となった。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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