反発、米国が新たな対イラン制裁を発表=NY原油概況
NY原油先物4 月限(WTI)(終値)
1バレル=70.70(+0.30 +0.43%)
ニューヨーク原油の2025年4月限は反発。先週末は中国の野生のコウモリから新たなコロナウイルスが見つかったと伝わったことがパンデミック懸念を引き起こし相場を圧迫したが、週明けは買い戻しが優勢となった。米国がイラン産原油の販売・輸送に関与する30以上の企業に新たな制裁を科すと発表したことが買い手がかり。イランを敵視するトランプ米政権は、イランの石油輸出量をゼロに近づけようとしている。
時間外取引で4月限は69.80ドルまで下落し、中心限月として昨年12月以来の安値を更新。ただ、その後は下げ渋り、通常取引開始後は70.88ドルまで切り返した。
MINKABU PRESS
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執筆者 : MINKABU PRESS
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