スーパー・マイクロが大幅高 出荷データを材料視=米国株個別
(NY時間11:35)(日本時間00:35)
スーパー・マイクロ<SMCI> 48.17(+6.94 +16.83%)
スーパー・マイクロ・コンピュータ<SMCI>が大幅高。本日は同社が公表した出荷データが材料視されている。ただ、同社株は会計違反の疑いもあり、3月のピークから60%超下落した状態が続いていた。
アナリストは、今回報告された出荷データは、同社の顧客需要が堅調で年次報告書の提出遅延や米司法省による調査といった同社の内部的な会計問題による影響は出ていないことが示されていると指摘。同社の出荷データの数字は7-9月期(第1四半期)の売上高ガイダンスの中間値である65億ドルを達成するにあたって良い傾向を示しているという。
同社は四半期あたり10万個のGPUと2000台以上の液冷ラックを出荷したと発表。2000台の液冷ラックのうち9月に1500台を出荷しており、1台あたり約300万ドルで販売したと仮定すると、9月だけで売上高は約45億ドルが想定されるという。
【企業概要】
エンタープライズデータセンター・クラウドコンピューティング・人工知能・5Gなど幅広い市場向けに、アップリケ―ションに最適化されたストレージシステムを提供する。また、顧客がコンピューティングインフラをインストール・アップグレード・保守できるように、サポートとサービスも行う。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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