ドル指数が続落、3月8日以来低水準に=ロンドン為替
ドル指数が続落、3月8日以来低水準に=ロンドン為替
ドル指数は先週末から引き続き大幅低下。週明けは先週末水準103.208付近で取引を開始した。その後は低下の流れが継続している。ロンドン序盤には102.414まで低下し、3月8日以来のドル安水準となった。その後も、反発力は鈍く、上値重く推移している。
主にドル円が146円台から141円台へと急落したことがドル指数を押し下げている。ロンドン時間に入るとユーロドルやポンドドルの上昇も、ドル売り圧力として加わっている。
先週末の米雇用統計が弱い結果となり、市場での米早期大幅利下げ観測が広がっていることが、米債利回り低下とともにドル売り圧力の背景となっている。また、円相場に関しては日銀の追加利上げ観測もあり、日米金利差縮小観測が円買いパニック相場につながった面が指摘される。世界的に株式市場が下落しているが、そのなかでも日経平均の下げはきょう一日で12.4%と突出していた。
ドルインデックス=102.52(-0.69 -0.66%)
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執筆者 : MINKABU PRESS
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