アジア株 まちまち、上海株は大幅続落

東京時間17:57現在
香港ハンセン指数　　 17469.36（-166.52　-0.94%）
中国上海総合指数　 2915.37（-48.85　-1.65%）
台湾加権指数　　　　 22871.84（+614.85　+2.76%）
韓国総合株価指数　 2774.29（+10.78　+0.39%）
豪ＡＳＸ２００指数　　　 7971.13（+39.39　+0.50%）
インドＳＥＮＳＥＸ３０種　 80388.06（-114.02　-0.14%）

　２３日のアジア株は、まちまち。前日の米株高を受けて、一部の市場では堅調な動きを見せた。台湾株は大幅反発。米国株の上昇を受けて、半導体メーカーの台湾積体電路製造（ＴＳＭＣ）や電子機器の受託生産企業の鴻海精密工業などハイテク関連株を中心に買いが広がった。上海株は大幅続落。米中貿易摩擦への警戒感や人民元安による資金流出懸念などが重石となった。
　　　
　上海総合指数は大幅続落。酒造会社の貴州茅臺酒、金属採掘会社の紫金鉱業集団（ズージン・マイニング・グループ）、石油大手の中国石油天然気（ペトロチャイナ）、コンピューター部品メーカーの海光信息技術、ネットワーク機器開発会社の富士康工業互聯網、化学品メーカーの万華化学集団が売られた。
　　　
　香港ハンセン指数は反落。半導体受注生産メーカーの中芯国際集成電路製造（ＳＭＩＣ）、電気自動車（ＥＶ）メーカーのＢＹＤ（比亜迪）、スポーツ用品メーカーの安踏体育用品（アンタ・スポーツ・プロダクツ）、家電製品メーカーの海爾智家（ハイアールスマートホーム）、不動産開発会社の龍湖集団（ロンフォー・グループ）が売られた。
　　　
　豪ＡＳＸ２００指数は反発。銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、小売りチェーンなど多角経営企業のウェスファーマーズ、補聴器メーカーのコクレア、道路建設会社のトランスアーバン・グループが買われる一方で、石油・ガス会社のウッドサイド・エナジー・グループ、資源・鉱山会社のＢＨＰグループが買われた。