ドル指数は連日の上昇、先週末の水準へと戻す=ロンドン為替
ドル指数は連日の上昇、先週末の水準へと戻す=ロンドン為替
今週はドル指数が連日の上昇となっている。東京午前の105.831を安値に、ロンドン序盤にかけて106.054まで上昇した。週明けの低下を消して、先週末水準に戻している。足元では106を若干下回る水準で揉み合っており、上昇の勢いは落ち着いている。
主に、ユーロドルの振幅を反映する形となっている。週明けにユーロドルは買われてスタートした。週末の仏国民議会選挙が想定内の結果となり、極右勢力の絶対多数を占めるには至らなかった。市場はやや安堵してユーロ買いを進めた。仏CAC指数が2.8%高となるなど市場は選挙結果を好感した。しかし、仏国債などの売り圧力が継続し、利回りは上昇。独仏長期債利回り格差は拡大した水準で推移している。極右勢力が政権を担当することになれば、積極財政から財政赤字増、国債価格の下落などが懸念されている。7日の決選投票結果を見守る状況となっている。
ドルインデックス=105.97(+0.07 +0.07%)
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執筆者 : MINKABU PRESS
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