続伸、連休をまたぐリスクから買い戻しが優勢に=NY原油概況
NY原油先物4月限(WTI)(終値)
1バレル=78.46(+0.87 +1.12%)
ニューヨーク原油は続伸。イスラエルがパレスチナ自治区ガザへの攻撃を続けるなかで、中東情勢の緊迫感が相場を支えた。イスラエル軍はこれまでに次々と病院を空爆し破壊しており、ガザ地区南部ハンユニスにあるナセル病院への攻撃も開始している。19日月曜日がプレジデント・デーで休場となることから、連休をまたぐリスクを回避するため買い戻しが優勢となった。イスラエルとレバノンの武装組織ヒズボラの交戦が拡大しているほか、ネタニヤフ首相がパレスチナ国家の承認に反対するなど、パレスチナ自治区を巡る混乱がさらに長引く可能性が意識された。
時間外取引で4月限は76.69ドルまで下落したものの、通常取引開始を控えて下げ幅を消した。通常取引が始まると買いが優勢となり、78.52ドルまで上昇。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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