アセリリンが急落 臨床試験で目標を達成できず=米国株個別
医薬品のアセリリン<SLRN>が急落。HS(汗腺膿瘍)として知られる衰弱性皮膚疾患の患者を対象とした臨床試験で、同社の主力製品候補が評価目標を達成できなかったと発表した。同じくHSの治療薬を開発中のムーンレイク・イミュノセラピューティクス<MLTX>は大幅高。
同社によると、中等度から重度のHSを対象にイゾキベップを評価した試験で、HiSCR75の主要評価項目である16週目の結果が統計学的な有意性を示さなかったという。
【企業概要】
革新的な医薬品の特定と買収、および開発・商業化の促進に取り組むバイオ医薬品会社。免疫系の過剰な活性化に関連する疾患の治療法に重点を置き、汗腺膿瘍・乾癬性関節炎・ぶどう膜炎などを対象とする低分子タンパク質治療薬や、甲状腺眼症を対象とするモノクローナル抗体などの開発を進める。
(NY時間09:41)
アセリリン<SLRN> 10.61(-17.29 -61.97%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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