フォトロニクスが冴えない決算受け大幅安 顧客からの需要軟化=米国株個別
半導体用のフォトマスクの開発を手掛けるフォトロニクス<PLAB>が大幅安。取引開始前に5-7月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を下回った。第4四半期のガイダンスも公表し、予想を下回る売上高見通しを示している。技術系顧客からの需要が弱まった。
同社のリーCEOは「集積回路事業とフラットパネル・ディスプレイ部門の需要が軟化した。それでも同社は利益率を維持することができた」と述べた。
(5-7月・第3四半期)
・1株利益(調整後):0.51ドル(予想:0.52ドル)
・売上高:2.24億ドル(予想:2.30億ドル)
・EBITDA(調整後):8568万ドル(予想:8200万ドル)
(8-10月・第4四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.51~0.59ドル(予想:0.54ドル)
・売上高:2.22~2.32億ドル(予想:2.31億ドル)
【企業概要】
米国・アジア・欧州などの半導体メーカー・フラットパネルディスプレイメーカーなど向けに、半導体用のフォトマスクの開発・製造・販売を行う。回路パターンを半導体ウェハ・フラットパネルディスプレイ基板上に転写するために使用される。
(NY時間10:43)
フォトロニクス<PLAB> 20.76(-2.74 -11.66%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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