続落、中国や米国の景気悪化懸念が重しに=NY原油概況
NY原油先物9月限(WTI)(終値)
1バレル=79.38(-1.61 -1.99%)
ニューヨーク原油は続落。中国の景気悪化懸念が強まっていることが引き続き相場を圧迫した。景気悪化による石油需要の下振れが意識されている。先月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録で、追加利上げの必要性が示唆されたことも圧迫要因。9月以降の会合でFOMCは追加利上げを見送ると見られていたが、追加利上げによる米景気悪化懸念が再び浮上した。米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で原油在庫は減少したものの、目立った反応は見られず。
時間外取引で9月限は売り買いが交錯したなかで、一時81.43ドルまで強含む場面があった。ただ、通常取引が始まると売りが優勢となり、79.05ドルまで下落した。
MINKABU PRESS
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執筆者 : MINKABU PRESS
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