米大手銀株が下落 フィッチのアナリストのインタビューを嫌気=米国株個別
きょうは米大手銀株が下落しており、全体の雰囲気を圧迫している。フィッチ・レーティングスのアナリストが米CNBCとのインタビューで「米銀セクターの格付けを再び引き下げた場合、同社がカバーする米銀の格付けを再評価せざるを得なくなる」と述べたことが嫌気されている。
同アナリストは、業界の格付けがAAからA+に格下げされれば、恐らくネガティブな格付けアクションになるだろうと語った。ただ、銀行の格下げは現実的なリスクだが、既定の結論ではないとも付け加えている。同氏は、業界格付けがA+となれば、業界の格付けが格付け上位の金融機関よりも低くなると説明。
CNBCによると、その場合、JPモルガン<JPM>とバンカメ<BAC>は「AAー」から「A+」に格下げされる見込みだという。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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