【新興国通貨】7月前半の物価統計と原油高がペソ高誘う=メキシコペソ
【新興国通貨】7月前半の物価統計と原油高がペソ高誘う=メキシコペソ
24日の中南米市場は対ドルでの中南米通貨高が目立った。特に買いが入ったのがメキシコペソ。7月前半のインフレ率が発表され、前年比4.79%と2年ぶりの低水準へ鈍化も、サービス指数の上昇が見られるなど、警戒材料が見られ、メキシコの利下げが遅れるとの思惑が広がった。また、原油高の動きが産油国通貨高につながり、コロンビアペソとともにメキシコペソにも買いが入る展開となった。
ドルペソはロンドン朝の1ドル=17.00ペソ台から16.81ペソ台までドル安ペソ高となった。
対円でもペソ高が強まり、8円32円台から8円41銭台を付けた。途中ドル円の下げ局面で円高が入る場面が見られたが、ペソ高に支えられて押し目は限定的なものに留まり、その後のドル円の上昇で上値を試す展開となった。
USDMXN 16.835
執筆者 : MINKABU PRESS
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