東京株式(寄り付き)=買い先行、円安追い風に上値指向継続
15日の東京株式市場は買い先行でスタート、寄り付きの日経平均株価は前営業日比158円高の2万9547円と続伸。
前週末の欧州株市場は総じて上昇した一方、米国株市場ではNYダウが小幅ながら5日続落となったほか、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数も3日ぶりに反落するなど軟調な地合いとなった。米経済指標を受けインフレに対する警戒感が再燃しているほか、債務上限問題も重荷となっている。しかし、下値では押し目買いニーズが強く下げ幅はわずかにとどまった。東京市場ではここにきて投資家のセンチメントが強気優勢に傾き、空売り買い戻しを絡め日経平均の上値指向が強い。きょうは外国為替市場でドル高・円安に振れていることも追い風に、2万9000円台半ばにかけて頑強な値動きが想定される。
出所:MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。