大幅続落、米景気不安で需要減少懸念強まり下値模索=NY原油概況
NY原油先物6 月限(WTI)(終値)
1バレル=71.66(-4.00 -5.29%)
ニューヨーク原油の期近は大幅続落。
時間外取引は売り優勢ながらも75ドルの節目が支持線となり、下げ幅は限定的で下値堅く推移。日中取引開始後は、朝方発表の3月の米求人件数が959万件に減少。2カ月連続で1000万件を下回ったことで、米景気不安で原油、石油製品の需要減少懸念が強まり、下げ幅を拡大した。75ドル、4月28日の安値73.93ドルを割り込みテクニカルからの売りも下げ加速要因となり、下値模索となった。同限月としては3月27日以来の安値となる71.42ドルまで暴落となった。戻り鈍く、この日の安値圏で低迷して引けた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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