ノルウェージャンが決算受け上昇 第2四半期の1株利益は黒字回復を見込む=米国株個別
クルーズのノルウェージャン・クルーズライン<NCLH>が上昇。取引開始前に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、売上高が予想を上回ったほか、EBITDAも予想を上回った。ガイダンスも公表し、第2四半期の1株利益は黒字回復を見込んでいるほか、通期の1株利益の見通しを上方修正している。
今回の決算を受けてアナリストからも前向きなコメントが出ており、「ひどくがっかりさせた第4四半期を考慮すると、今回は心強いものだった。稼働率も第1四半期は前期比15%ポイント改善し、ガイダンスの100%を上回る101.5%となった点も励まされる。通期のEBITDA見通しは、第1四半期が予想を上回ったにもかかわらず、18.0億-19.5億ドルに維持されたが、期待値はかなり低めに設定されていると考えている」と述べた。
(1-3月・第1四半期)
・1株損益(調整後):-0.30ドル(予想:-0.43ドル)
・売上高:18.2億ドル(予想:17.4億ドル)
・EBITDA(調整後):2.34億ドル(予想:1.91億ドル)
・稼働率:101.5%(予想:100%)
(4-6月・第2四半期見通し)
・1株利益(調整後):約0.25ドル(予想:0.26ドル)
・売上高:18.2億ドル(予想:17.4億ドル)
・EBITDA(調整後):4.85億ドル(予想:5.12億ドル)
・稼働率:約105%
(通期見通し)
・1株利益(調整後):約0.75ドル(従来:約0.70ドル)(予想:0.71ドル)
・EBITDA(調整後):18.0~19.5億ドル(予想:18.8億ドル)
・稼働率:約103.5%
(NY時間14:48)
ノルウェージャン<NCLH> 14.36(+1.01 +7.53%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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