続落、米経済指標手がかりに景気悪化懸念が強まる=NY原油概況
NY原油先物6月限(WTI)(終値)
1バレル=79.24(-1.66 -2.05%)
ニューヨーク原油は続落。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月は1.87ドル安。その他の限月は1.85~0.50ドル安。
米景気後退見通しの高まりを背景に、石油の需要悪化懸念が強まった。米新規失業保険申請件数がやや増加傾向にあるほか、4月の米フィラデルフィア連銀製造業景気指数が-31.3と2020年5月以来の低水準を更新したことが景気後退を意識させた。米景気見通しが不透明であるなかでも、インフレ抑制のため米連邦準備制度理事会(FRB)は来月追加利上げを行う公算。
時間外取引から6月限は下落。通常取引が始まると76.97ドルまで一段安となった。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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