反落、米利上げ継続による景気悪化を警戒=NY原油概況
NY原油先物6月限(WTI)(終値)
1バレル=79.24(-1.66 -2.05%)
ニューヨーク原油の期近は反落。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月は1.70~1.66ドル安。その他の限月は1.65~0.21ドル安。
米追加利上げ観測や金利高による米景気悪化懸念が相場を圧迫した。来月の米連邦公開市場委員会(FOMC)でも0.25%の利上げが続く見通しで、6月以降は不透明。3月の英消費者物価指数(CPI)が前年比+10.1%と高水準の伸びを維持したことから、米CPIの高止まりが警戒された。停止しているイラク北部のクルド自治区からの輸出について、イラク首相が今週にも再開すると示唆したことも重し。
時間外取引から6月限は下落。通常取引開始後は78.53ドルまで一段安となった。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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