アップルが一部門のボーナス縮小へ 採用凍結対象の役職を拡大と伝わる=米国株個別
先ほどからアップル<AAPL>に売りが出ており、前日付近まで伸び悩んでいる。同社は一部の法人部門のボーナス支払いを遅延しており、コスト削減の取り組みを拡大していると伝わった。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。不透明な時代における業務の合理化を図っているという。この変更は同社の一部の従業員に対するボーナスの頻度を減らすことになると伝えている。
これとは別に、同社はより多くの職種の採用を凍結しており、従業員が退職する際にはポジションを空席にしているという。同社はこれまで、部門によって年に1、2回のボーナスと昇給を行ってきた。
年2回のチームは通常4月と10月にボーナスを支給していた。新たな計画ではこのグループは来月のボーナスや昇進がなくなり、すべての部門が年1回のスケジュールに移行。支給は10月のみとなるという。
同社はソフトウェア・エンジニアリングやサービスなど大半の部門ですでにボーナスや昇進を年1回のスケジュールに移行していたが、オペレーションや法人リテールなどのグループは、まだ年2回のままだった。
(NY時間13:54)
アップル<AAPL> 151.21(+0.74 +0.49%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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