ブロードコムは好決算も時間外で小幅高に留まる=米国株個別
半導体のブロードコム<AVGO>が引け後に11-1月期決算(第1四半期)を発表し、売上高は予想範囲内だったものの1株利益は予想を上回った。第2四半期の見通しも公表し、売上高見通しが予想を上回っている。
企業が依然として企業ネットワークインフラに投資していることが示され、同社が同業他社よりも景気減速をうまく乗り切っていることを示唆している。同社のタンCEOは「第1四半期の業績はすべての最終市場においてインフラ需要が引き続き堅調であることを反映した」と述べた。
ただ、株価は時間外で小幅高に留まっている。
(11-1月・第1四半期)
・1株利益(調整後):10.33ドル(予想:10.16ドル)
・売上高:89.2億ドル(予想:89.0億ドル)
半導体:71.1億ドル(予想:69.8億ドル)
インフラソフトウエア:18.1億ドル(予想:18.8億ドル)
・営業利益(調整後):54.3億ドル(予想:53.9億ドル)
・EBITDA(調整後):56.8億ドル(予想:55.6億ドル)
(2-4月・第2四半期)
・売上高:87.0億ドル(予想:85.8億ドル)
・EBITDA(調整後):約56.1億ドル
(NY時間16:45)時間外
ブロードコム<AVGO> 600.03(+1.38 +0.23%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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