スノーフレイクが決算受け大幅安 製品売上高の見通しが予想下回る=米国株個別
クラウドを活用したビッグデータの保管分析サービスを手掛けるスノーフレイク<SNOW>が大幅安。前日引け後に11-1月期決算(第4四半期)を発表し、売上高が予想を上回ったほか、既存顧客の売上げを前年比で維持できているかを計る売上維持率も予想を上回った。20億ドルの自社株買いプログラムも承認している。
ただ、株価は冴えない反応。ガイダンスを嫌気している模様で製品売上高の見通しが予想を下回った。多くの顧客企業がクラウド支出を見直していることが示唆されている。
アナリストは「キャッシュポジションと自社株買いを考慮すると、株価はまだ魅力的だが、同業他社より割高で取引されているため、予想を下回ったことが増幅されている」と指摘した。
(11-1月・第4四半期)
・1株利益(調整後):0.14ドル(予想:0.05ドル)
・売上高:5.89億ドル(予想:5.76億ドル)
製品:5.55億(予想:5.40億ドル)
プロフェッショナル・その他:0.34億ドル(予想:0.36億ドル)
・売上維持率:158%(予想:144.7%)
・粗利益率(調整後):71%(予想:71.5%)
・顧客企業数:7828社(予想:7667社)
・残存履行義務:37億ドル(予想:37.5億ドル)
(2-4月・第1四半期見通し)
・製品売上高:5.68~5.73億ドル(予想:5.82億ドル)
(通期見通し)
・売上高:27.1億ドル(予想:28.3億ドル)
・営業利益率(調整後):6%
(NY時間10:08)
スノーフレーク<SNOW> 132.35(-22.15 -14.34%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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