続伸、ロシアの輸出削減報道が引き続き下支えに=NY原油概況
NY原油先物4月限(WTI)(終値)
1バレル=76.32(+0.93 +1.23%)
ニューヨーク原油の期近は続伸。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が0.87~0.93ドル高。その他の限月は0.63ドル安~0.80ドル高。
3月にロシアが日量50万バレルの自主減産を実施するほか、同月の輸出を最大25%削減すると伝わっていることが相場を押し上げた。1月の米PCEデフレータを手がかりに米利上げ継続観測が強まったことは米景気見通しを悪化させ原油市場を一時圧迫したものの、売りは続かなかった。
時間外取引で4月限は堅調も、通常取引開始を控えて失速し上げ幅を消した。通常取引開始後は売りが強まり一時74.09ドルまで下落。ただ、マイナス圏での推移は一時的。買いが盛り返すと76.56ドルまで上げた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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