カーバナが４日続落 アナリストが投資判断を「売り」に引き下げ＝米国株個別

　中古車販売のカーバナ＜CVNA＞が４日続落。中古車市場の減速から同社株は下落が続いており、先週は全体の８％に当たる１５００人の人員削減が伝わっていた。きょうはアナリストが投資判断を「売り」に引き下げている。

　中古車価格下落に伴い、同社は以前高値で購入した車から利益を上げるのに苦労すると思われるほか、同社は負債依然度が高い点も指摘し、これらの要因から、株価は過大評価されているという。

　中古車販売のオンライン・プラットフォームを運営する同社は、昨年、新車生産の供給難が中古車需要の急増を招き、利益を得た。しかし、金利上昇によって急速に需要が損なわれている。

（NY時間10:01）
カーバナ＜CVNA＞　7.22（-0.84　-10.42%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美