ザ・トレードデスクが急伸 予想を裏切る力強い決算＝米国株個別

　オンライン広告のザ・トレードデスク＜TTD＞が急伸。前日引け後に４－６月期決算（第２四半期）を発表し、１株利益、売上高とも予想を上回った。ＥＢＩＴＤＡも予想を上回っている。第３四半期の見通しも公表しており、予想を上回る見通しを示した。厳しいマクロ環境を背景に広告分野は苦戦が伝えられているが、同社はその予想を裏切った格好。

　アナリストは、「同社は力強い結果を報告し、厳しいマクロ環境を乗り越えた。厳しいマクロ環境下で数四半期連続のアウトパフォームを達成したこともあり、第３四半期のガイダンスは適度に保守的なものとなっている」と指摘している。

（４－６月・第２四半期）
・1株利益（調整後）：0.20ドル（予想：0.18ドル）
・売上高：3.77億ドル（予想：3.65億ドル）
・EBITDA（調整後）：1.39億ドル（予想：1.23億ドル）

（７－９月・第３四半期見通し）
・売上高：3.85億ドル以上（予想：3.82億ドル）
・EBITDA（調整後）：約1.40億ドル（予想：1.34億ドル）

（NY時間10:49）
ザ・トレードデスク＜TTD＞　72.67（+18.17　+33.34%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美